2013.04.21
KSHS乳がん体験者の会 名古屋講演会
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今日は冬に戻ったかのような気温と風でした。
そんな中、KSHS(乳がん体験者の会)が主催された「命と人生」という講演会に参加しました。
きっかけは以前このブログで紹介しました、お客様で乳がん体験をされた方からのお誘いです。
講演者は、巷で話題の「南雲先生」と名古屋市立大学病院の遠山先生です。

南雲先生はメディアでお見かけする以上にはつらつとされ、本当にお若い!実年齢58歳!?とは。。。
隣は私です。
講演会後の懇親会途中なので、南雲先生も私も既に酔っております・・・。
お話の内容がとてもわかり易かったので、是非お伝えしたいと思いました。簡単ですが頭にあるうちに。。
皆さんご存知のように、人間は受精卵として発生してから、細胞分裂を繰り返し細胞数を増やし誕生します。
しかし、限りなく細胞分裂していけば、とんでもない細胞数になるわけで、
人間の細胞数が約60兆個でおさまっているのは、必要以上な細胞はアポトーシス(細胞死)し、
古くなった細胞は処理されているからです。
細胞分裂のたび、遺伝子DNAの先(縄が編まれたような形状の先端)にあるテロメアが少しずつ短くなっていき、テロメアが無くなるほど細胞分裂した時に、死が訪れます。
さて、人は様々な管でできているのですが、その管には粘膜があります。
生活習慣が乱れると粘膜細胞が傷つけられます。
傷ついた粘膜を修復するため細胞が分裂され、テロメアが短くなる。
これが一点。
そして、その修復細胞こそが「ガン細胞」なのです。
細胞は生まれると、生き延びようとします。
ですが既にそこは正常にある細胞の居場所ですから、修復細胞の居場所はありません。
居場所が狭くなるため、建て増ししていようとします。その状態がガンの湿潤です。
そして建て増しでも追いつかなくなると、お引越しします。その状態が遠隔転移です。
さて近年どのようなガンにかかるかを見ると
減っているのは、胃がん・肝臓がんなど、感染が発症原因であるようなタイプ。
増えているのは、乳がん・前立腺がんなど、ホルモンが関わるようなタイプです。
乳がんをみると
罹り易いのは、未婚・晩婚・未出産の方とのこと。
それは、定期的に月経が訪れ、そのたびにプロゲステロンの影響で乳腺が発達、細胞分裂があるので、テロメアが短くなるということです。
妊娠授乳中は月経が止まり、また閉経後もしかりで、その間は細胞分裂がありませんから、テロメアはその分短くならないわけです。
欧米の女性が年齢を重ねても乳がんが多いのは、女性でもアンドロゲン(男性ホルモン)があるのですが、乳房にある転換酵素がエストロゲンに変異させ、その影響とのこと。
それら、性ホルモンの原料はコレステロールで、これが多く体にあると、必要以上に性ホルモンが出ることになります。
欧米の女性はコレステロールが多い食生活と体ということですね。
さて、これらのことから、太らないようにしないと乳がんは減らないとわかります。
ではどのようにすれば太らないのでしょうか。
海の魚で
青魚は一日中体を動かしているため、肉は赤い。これは有酸素運動をして脂肪を燃焼するからです。
白魚は瞬間的に動くので肉は白く、無酸素運動で糖を燃やしています。
糖の消化効率は1グラム4キロカロリー
脂肪の消化効率は1グラム9キロカロリー
糖で栄養を取るとすぐにお腹がすきます。
脂肪はおなかがすきにくい。
また体脂肪率から自分の体を考えると、例えば体重60キログラム体脂肪率30%の人は18キログラムの脂肪があることになり、約90日分を余分に蓄えていることになります。
それほどの脂肪はいらないのがわかりますし、余分な脂肪はコレステロール過多となり、がんの原因をつくることになります。
効率のよさから考えると、
糖質サイクルから脂肪サイクルに体を変えることでダイエットができます。
ダイエットとは、身体に負担をかけないための軽量化です。
さて、そのためには
有酸素運動=歩く
午後10時から午前2時に深い眠りにつく=早寝早起き
脂肪を燃やすため=糖をとらない(少なくする)
体内の体温調節をONにする=風呂の後の水シャワー
ところで、人は生きる期限がわかりません。
期限が短いと、非日常の事を望み、長いと日常の充実を考えます。
つまり、人生の目標は日常にある。
幸せは日常にあるということです。
大隈重信公が 人間摂生に心がければ125歳まで生きると言われたとか。
摂生は誰の為か。
自分だけではなく、生まれ繋いでくれた親や祖先の魂を受け継ぎ残すこと。
日常の自分を大切にしましょう。
以上、間違っている部分もあるかもしれませんが、南雲先生のご講演内容です。
最近、無性にお腹がすいていたわけ、
運動しても脂肪が燃焼しなかったわけ、
思い当たる節が満載でした。。。。
さて、最後に

この皆さんはKSHSの皆さんの後ろ姿です。
懇親会で楽しんでいらっしゃる様子です。
この皆さんは、ご本人が、ご家族が、お友達が乳がんの体験をされている方がほとんどです。
今月乳がん告知を受けた人、
再建手術を考えている人、
同時再建手術でイキイキされた人
でもここに、ひめさんという方はいらっしゃいません。
三日前に亡くなられたそうです。
この会を通じて、持ち前の明るさで勇気を希望を与えられた方とお聞きしました。
皆さんの周りの方が乳がんになられたら、
悩んでおられたら、
ひめさんのように明るく、素敵な方ばかりです。
どうぞ↓のブログを参考になさってください。
私を誘ってくださった、素敵な方のブログです。
乳がんにバックドロップ

今日は冬に戻ったかのような気温と風でした。
そんな中、KSHS(乳がん体験者の会)が主催された「命と人生」という講演会に参加しました。
きっかけは以前このブログで紹介しました、お客様で乳がん体験をされた方からのお誘いです。
講演者は、巷で話題の「南雲先生」と名古屋市立大学病院の遠山先生です。

南雲先生はメディアでお見かけする以上にはつらつとされ、本当にお若い!実年齢58歳!?とは。。。
隣は私です。
講演会後の懇親会途中なので、南雲先生も私も既に酔っております・・・。
お話の内容がとてもわかり易かったので、是非お伝えしたいと思いました。簡単ですが頭にあるうちに。。
皆さんご存知のように、人間は受精卵として発生してから、細胞分裂を繰り返し細胞数を増やし誕生します。
しかし、限りなく細胞分裂していけば、とんでもない細胞数になるわけで、
人間の細胞数が約60兆個でおさまっているのは、必要以上な細胞はアポトーシス(細胞死)し、
古くなった細胞は処理されているからです。
細胞分裂のたび、遺伝子DNAの先(縄が編まれたような形状の先端)にあるテロメアが少しずつ短くなっていき、テロメアが無くなるほど細胞分裂した時に、死が訪れます。
さて、人は様々な管でできているのですが、その管には粘膜があります。
生活習慣が乱れると粘膜細胞が傷つけられます。
傷ついた粘膜を修復するため細胞が分裂され、テロメアが短くなる。
これが一点。
そして、その修復細胞こそが「ガン細胞」なのです。
細胞は生まれると、生き延びようとします。
ですが既にそこは正常にある細胞の居場所ですから、修復細胞の居場所はありません。
居場所が狭くなるため、建て増ししていようとします。その状態がガンの湿潤です。
そして建て増しでも追いつかなくなると、お引越しします。その状態が遠隔転移です。
さて近年どのようなガンにかかるかを見ると
減っているのは、胃がん・肝臓がんなど、感染が発症原因であるようなタイプ。
増えているのは、乳がん・前立腺がんなど、ホルモンが関わるようなタイプです。
乳がんをみると
罹り易いのは、未婚・晩婚・未出産の方とのこと。
それは、定期的に月経が訪れ、そのたびにプロゲステロンの影響で乳腺が発達、細胞分裂があるので、テロメアが短くなるということです。
妊娠授乳中は月経が止まり、また閉経後もしかりで、その間は細胞分裂がありませんから、テロメアはその分短くならないわけです。
欧米の女性が年齢を重ねても乳がんが多いのは、女性でもアンドロゲン(男性ホルモン)があるのですが、乳房にある転換酵素がエストロゲンに変異させ、その影響とのこと。
それら、性ホルモンの原料はコレステロールで、これが多く体にあると、必要以上に性ホルモンが出ることになります。
欧米の女性はコレステロールが多い食生活と体ということですね。
さて、これらのことから、太らないようにしないと乳がんは減らないとわかります。
ではどのようにすれば太らないのでしょうか。
海の魚で
青魚は一日中体を動かしているため、肉は赤い。これは有酸素運動をして脂肪を燃焼するからです。
白魚は瞬間的に動くので肉は白く、無酸素運動で糖を燃やしています。
糖の消化効率は1グラム4キロカロリー
脂肪の消化効率は1グラム9キロカロリー
糖で栄養を取るとすぐにお腹がすきます。
脂肪はおなかがすきにくい。
また体脂肪率から自分の体を考えると、例えば体重60キログラム体脂肪率30%の人は18キログラムの脂肪があることになり、約90日分を余分に蓄えていることになります。
それほどの脂肪はいらないのがわかりますし、余分な脂肪はコレステロール過多となり、がんの原因をつくることになります。
効率のよさから考えると、
糖質サイクルから脂肪サイクルに体を変えることでダイエットができます。
ダイエットとは、身体に負担をかけないための軽量化です。
さて、そのためには
有酸素運動=歩く
午後10時から午前2時に深い眠りにつく=早寝早起き
脂肪を燃やすため=糖をとらない(少なくする)
体内の体温調節をONにする=風呂の後の水シャワー
ところで、人は生きる期限がわかりません。
期限が短いと、非日常の事を望み、長いと日常の充実を考えます。
つまり、人生の目標は日常にある。
幸せは日常にあるということです。
大隈重信公が 人間摂生に心がければ125歳まで生きると言われたとか。
摂生は誰の為か。
自分だけではなく、生まれ繋いでくれた親や祖先の魂を受け継ぎ残すこと。
日常の自分を大切にしましょう。
以上、間違っている部分もあるかもしれませんが、南雲先生のご講演内容です。
最近、無性にお腹がすいていたわけ、
運動しても脂肪が燃焼しなかったわけ、
思い当たる節が満載でした。。。。
さて、最後に

この皆さんはKSHSの皆さんの後ろ姿です。
懇親会で楽しんでいらっしゃる様子です。
この皆さんは、ご本人が、ご家族が、お友達が乳がんの体験をされている方がほとんどです。
今月乳がん告知を受けた人、
再建手術を考えている人、
同時再建手術でイキイキされた人
でもここに、ひめさんという方はいらっしゃいません。
三日前に亡くなられたそうです。
この会を通じて、持ち前の明るさで勇気を希望を与えられた方とお聞きしました。
皆さんの周りの方が乳がんになられたら、
悩んでおられたら、
ひめさんのように明るく、素敵な方ばかりです。
どうぞ↓のブログを参考になさってください。
私を誘ってくださった、素敵な方のブログです。
乳がんにバックドロップ
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先日はお越し下さりありがとうございました!
ご紹介までして頂き嬉しいです!
いよいよ第二ステージが始まります。
ブログの中には書けないことも進んでいます。
またお茶でもしながらお話したいです!
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